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2023.02.01

【プレスリリース】日本ガイシとリコー、合弁会社「NR-Power Lab株式会社」の事業を開始

日本ガイシ株式会社(代表取締役社長:小林茂、以下「日本ガイシ」)と、株式会社リコー(社長執行役員:山下良則、以下「リコー」)は、2社による電力事業に関する合弁会社「NR-Power Lab株式会社(以下「NR-Power Lab」)」の事業を2023年2月1日付で開始いたしました。

 

NR-Power Labは、以下の早期事業化を目指します。

 

・仮想発電所(VPP)サービス
VPP(ヴァーチャルパワープラント)とは、再生可能エネルギーの発電量や蓄電池への充放電、施設や家庭などの電力消費などさまざまなエネルギーリソースを、デジタル技術で統合制御することで、あたかも一つの発電所のように機能させることです。
電力の需給バランスを包括的に調整し、季節や天候により発電量が左右される再エネの安定的かつ効率的な利用に寄与するサービスを提供します。
また、電力の需給ギャップをなくすための電源(調整力)を取引する需給調整市場への調整力供出も検討します。

 

・電力デジタルサービス
ブロックチェーン技術などのデジタル技術やIoT技術によって得られる電力に係るデータを活用して、付加価値をより高めた新しい電力サービスを提供します。
省エネ設備やエネルギーマネジメント、太陽光発電設備の運営保守などのソリューションの提供を通じて、地域や企業の脱炭素化や再エネ導入の促進に取り組みます。

 

 

 

・社名の由来

日本ガイシ(N)とリコー(R)が両社の強みを融合し、New Resource・大きな力(Power)として
カーボンニュートラルの実現を加速していく様をイメージしました。

 

NR-Power Labは、「モノ×デジタル×サービス」で脱炭素社会の実現に不可欠な再生可能エネルギーの普及における課題を解決し、持続可能な社会の実現に貢献する企業を目指します。
当社は「挑戦する。垣根なく英知を結集し、次世代に解を。」を使命として、オープンイノ
ベーションによる課題解決を目指します。