FROM LAB

次世代に解を挑戦のプロット

PROJECT REPORTS 001

共創で再エネ拡大の課題に具体策を。(5/5)

世界初の分散型ID活用VPPシステムの構築を開始

NR-Power Lab株式会社 代表取締役社長 中西 祐一, 最高技術責任者 東 義一, 事業部長 原田 忠克, シニアマネージャー 疋嶋 秀敏/ CollaboGate Japan株式会社 代表取締役社長 三井 正義 / 株式会社Sassor 代表取締役社長 石橋 秀一 , 取締役 矢嶋耕平

1 2 3 4 5

思い描いている今後の展開などがありましたら聞かせてください。

NR-Power Lab 原田事業部長):私たちは「挑戦する。垣根なく英知を結集し、次世代に解を。」というパーパスを掲げ、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。起ち上げからオープンイノベーションを志向していますので、今回の共創パートナーの参画のように、みんなで知恵を持ち寄り、将来に課題を先送りせず、今の技術で持続可能な社会に対する解をひとつでも多く導き出すことができればと思っています。

 持続可能な社会を目指す中で、電力というのはとても大切な領域です。今回、共創パートナーに参加していただけたことで、このプロジェクトは大きく前進します。2050年のカーボンニュートラル達成には、スピード感が絶対に必要です。ゼロから電力インフラを作り直すことはできません。これから私たちが開発するVPPシステムで、既存の電力インフラと共存する形で、再エネを軸とした分散型電源が各地で増えていき、お互いにつながっていくという構図が最も現実的であり、スムーズでスピードが速いと考えています。

 そのためには、例えば今回のシステムを自治体や地域新電力会社の方々が、電力の地産地消を進めていくときに使っていただけたらと思っています。そこでまたみんなで知恵を出し合って、さらにより良く、さらにスピードアップできるようなコラボレーションができればと考えていますので、さまざまな分野で共創パートナーとして参画していただける方々を探していきたいです。

NR-Power Labが目指す分散型IDを活用したVPPシステム

1 2 3 4 5
FROM LAB